Vol.3

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Q1

本日はありがとうございました!
収録を終えてのご感想をお願いいたします。


内田さん(野中 つぐみ 役)

今回はVol.2から地続きの物語だったのですが、ツグミは顔に出やすい割に周りの人へ自分の暗い部分をあまり見せたがらない人だと思うんです。といっても全然バレバレだったんですけど(笑)。ツグミなりの気遣いを感じましたが、みんなのほうが上手なのも彼らしいなと思いました。
ツグミとアカネとの会話で色々と考えさせられるセリフもありましたが、改めてアカネの優しさに触れることができた気がします。
江口さん(水川叶希 役)

僕は一人の収録だったので、あっという間でしたね!(笑)
個人的にツグミとアカネのツインボーカルはなかなかの衝撃でした。作品が4年以上長く続いてきている中、あの二人で歌う日がくるというのは、今までインクロとしてリーダーや作詞、学業を兼ねて頑張ってきたトキが報われる瞬間の一つなのかなと。そういう未来が待ち受けていてくれて良かったと思いました。
羽多野さん(葉山充弦 役)

色んな理由があって、立花さんと一緒に収録することが出来て嬉しかったです(笑)。ミツルとヒバリは関係性的にも一緒に掛け合いできるとすごく楽しいんですよね。
前回のVol.2の収録からそこまで日が経っていなかったこともあって、より頻繁に「DIG-ROCK」に関わらせて頂いているのもすごく有難いなと感じました。
立花さん(柴咲雲雀 役)

たくさんのメンバーが出てきた物語だったので、色んな方と掛け合えて楽しかったです。
……ですが、台本をチェックするのが大変でした(笑)。カタカナ3文字がいっぱいいるんですよね!途中ゲシュタルト崩壊するようなところもあって、ミツル……あれ、ツグミ!?俺どこ!?と裏方的な意味での大変さがあったのもいい思い出です(笑)。
伊東さん(飛倉奏空 役)

前回からの続きということで、とりあえずほっとしました(笑)。
仕事の面でも個人的な感情でも、飛倉として思うところがたくさんあったんだろうなというのが感じられて、僕自身もすごく安心しました。階段を少しずつ上っていくインクロの姿は嬉しいですし、売れたら売れたでバンドメンバーもマネージャーも色々あるというところが丁寧に描写されている点も印象に残りましたね。
売り込む!とは違った大変さや業務が押し寄せてきて、充実感もありながら頑張っている飛倉の姿を見ることが出来たのも嬉しかったです。
古川さん(日暮 茜 役)

今回はルビレが揃っていたので、掛け合いしながら収録できて嬉しかったですね。久しぶりに周りのメンバーのテンションや音を聴きながら演じるのが楽しかったです。
物語としては、ルビレってこのまま緩やかな軌道のまま進んでいくんだろうなと思っていたのですが、インクロの大躍進という形で新しい加速剤を手に入れたという……。この人たちはまだまだアクセルが踏めるんだなと嬉しくなりましたし、アカネの懐の深さやかっこよさも改めて感じられるような内容になっていたかと思います。
この巻だけではなく、以降のシリーズへの期待が膨らむ物語でした!
石川さん(時任黒乃 役)

今までは誰かしらのルビレメンバーと共に収録することが多かったんですが、珍しく一人の収録になってしまったので、ものすごく孤独を感じながら収録しました!(笑)
結構寂しいんですね……今度は誰かと一緒に収録できるといいな……。
佐藤さん(冬木真白 役)

今回は先輩目線のマシロがたくさん見れた気がしています。なんだかんだこの人、他人と距離を取りがちに思えて情深いところが良くも悪くもあるんですよね。そこがまた魅力だなと感じた収録でした。
花江さん(墨染妃志 役)

今回はなかなかの人数で収録できたこともあって、会話の流れや空気感が掴みやすくてとても楽しかったです。
内容的には、自分にとっても「もしかしたら……」というなかなか他人事ではない話で、みんなの気持ちがとても伝わりました。途中にロックだな!と盛り上がるシーンもあって、面白かったです(笑)。
駒田さん(巌原獅紀 役)

今までの物語に比べると、マネージャームーブとしては比較的大人しいほうかとは思うんですが、インクロが明らかな飛躍を遂げてきた回で、どうやって自分の担当のルビレを「次の転換期にもっていくか」というのは、ガンちゃん的に嬉しい反面、悩ましい部分でもあるのかなと感じました。
トビちゃんのサポートも含めて2つのバンドをすごく客観視している回だなと思いつつ、最後の終わり方……ね!またマネージャーたちは苦労するのかもと震えています(笑)。

Q2

アニメの主題歌として起用された Impish Crowですが、もしご自身の歌が何かの主題歌やタイアップになるなら「どんな楽曲」で「どんなもの」が良いですか?

内田さん(野中 つぐみ 役)

最近トレーニングすることが好きなので「トレーニングソング」とかどうでしょう!筋トレや運動するときに聴いてもらうような、元気の出る楽曲がいいですね。
僕自身もスポーツや身体を動かすことが好きなんですが、皆さんが頑張りたいときに背中を押してくれるようなものを作れたら楽しそうです。
江口さん(水川叶希 役)

僕自身がそんなに「俺の歌を聴けー!」というタイプではないんですが、主題歌って作品を背負う「何か」を必要とされるし、色々な場面で聴く機会が出てくるものだと思うんです。
せっかくやるんだったら自分の好きなもので起用されるのが良いので、……お酒、かなぁ……(笑)。お酒のCMとかいいですよね。
羽多野さん(葉山充弦 役)

全部自分で考えられるとするなら、小さなお子様向けの歌を歌ってみたいですね。
そういった番組に触れる機会が近年増えてきているのもあるんですが、小さなお子様が安心して聴けるようなもので、悦楽の無い平和な曲にしたいと思います(笑)。
立花さん(柴咲雲雀 役)

ギャグものショートアニメの主題歌とかいい気がしますね。ギャグだからこそできるコミックバンド的な!今の時代あまりない雰囲気だと思うので、キャッチ―な感じで流行りそう(笑)。
誰でもカラオケで歌えて、幅広く需要があるものが理想ですね。
伊東さん(飛倉奏空 役)

僕自身もアーティストとして活動させて頂いていることもあって、たまにスタッフたちと一緒に考えることもあるんですが……最近はアーティスト側が作品を最大限くみ取って、誠心誠意リスペクトをもちながら主題歌として表現することが多くなってますよね。
仮に僕がアニメとタイアップする!というときも、その作品のファンの方に心の底から喜んでいただけるように携わることができたら嬉しいなと思います。相乗効果もあると思いますし、そう思っていただけるのもすごく幸せなことですよね。
古川さん(日暮 茜 役)

バラエティー番組のエンディング!
ふと誰かの耳に届いて、この曲いいなぁと思ってもらえたらいいですね。幅広く聴いていただけるのも魅力だなと思ってます。
石川さん(時任黒乃 役)

僕は個人的に歌を出すつもりがないので、あまり想像できないのですが……。
タイアップというより、お話を元にオファーを頂いて、キャラクターソングまでかなぁ。それなら歌える気がします!(笑)
佐藤さん(冬木真白 役)

家電量販店のCMソングとか、すごいキャッチ―なやつ。ドラマやアニメのタイアップで期間限定というよりも、無意識にこの歌口ずさんでる!みたいなのがいいですね(笑)。
いつまでも誰かの中に残り続けて、ふと「そういえば……」ってなるくらいが好きです。
花江さん(墨染妃志 役)

可愛い電波ソング!
今まであまり歌ったことがないもので。SNSブームですし、キャッチ―な短い曲でお菓子のCMソングとかも良いなぁと思います。
駒田さん(巌原獅紀 役)

着ぐるみがでてくるような、15秒くらいのCMかな……。スタイリッシュに頭に残る気がしてます。
そんな楽曲、手掛けることはできないでしょうか?(笑)

Q3

最後に、CDの発売を楽しみにされているファンの皆様へコメントをお願いいたします。


内田さん(野中 つぐみ 役)

インクロとルビレがタッグを組むということで、物語の展開がすごく熱くて……!個人的にもいいなぁと思いながら台本を読ませていただきました。
そして、今回ツインボーカルという形でツグミとアカネで一緒に歌っております。ツグミは大丈夫かもしれませんが、内田的にはアカネと歌うというかなり高い特大のハードル(笑)。
頑張りましたので、是非たくさん聴いて頂いて、今後とも「DIG-ROCK」の応援をよろしくお願いいたします!
江口さん(水川叶希 役)

今回はインクロがより多くの人たちに知ってもらえることになって、自分の生活と今後の生活の変化に少し戸惑いがありながらも、前に進んでいく状況が描かれていました。
ツインボーカルの楽曲を作るきっかけにもなる物語ですし、そのきっかけは改めてインクロが次の世界に踏み込んだ一歩だとも思っています。今までインクロのことを応援してくれていた皆様にもたくさん聴いて頂いて、一緒に乾杯してください(笑)。
羽多野さん(葉山充弦 役)

キャラクターが増えることによって、人間関係や自分自身が抱えているものをどうやって乗り越えていくか、成長していくかというのも色々なやり方があって……それぞれ登場するキャラクター全員がそこに存在する意味のある描き方をされていて、毎回台本をすごく楽しく読ませて頂いております。
バンドのメンバーだけではなく、サポートする人たちの個性も物語と合わせて際立ってきておりますので、是非キャラクター全員のこれからの活躍に期待していただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします!
立花さん(柴咲雲雀 役)

キャラクターが増えて、バンド活動に紐づいた色々な展開が物語の中でも増えつつあるのですが、今回の物語の最後が……ね(笑)。
先がまた気になる終わり方だったと思うので、今回のCDをたくさん聴いて頂きつつ、また次の物語を楽しみにお待ちいただければと思います!引き続き、よろしくお願いします。
伊東さん(飛倉奏空 役)

一難去ってまた一難じゃないですが、飛倉とインクロ的に乗り越えるべき物語であり、また新たな成長が見れる今作だと思います。
最後のほうにもまた少し匂わせる部分がありましたが、更に続きが気になる物語でもあったので、次回以降も期待して待ってます!(笑)
古川さん(日暮 茜 役)

先日「DIG-ROCK」について検索していたときに、「DIG-ROCK 順番」ってサジェストが出てきたんですよ(笑)。
それだけ多くの巻数が出ていて、3バンド共に個性豊かで……色々な楽しみ方が出来るシリーズになってきたんだなと思いました。
これだけ長く続けられてきたっていうのもドラマCDとしてはなかなか珍しいことなんですけど、その中でも「バンド」としてしっかりとした長い足跡になってきたことがすごく嬉しく感じています。色々なエピソードや楽曲が揃ってきていますが、皆様には追えるところまでバンドたちを追って頂いて、振り返ったときに「本当にすごい人たちの歩みだったんだな」と思っていただけるようなものを目指したいですね。
引き続き、楽しんでいただければ幸いです。よろしくお願いします!
石川さん(時任黒乃 役)

今回のお話はインクロとルビレでそれぞれの物語がありつつ、個人的にすごく感情移入できる部分があったので、僕自身が体験した「周りの心配」をクロノくんに映して演じたりもしてみました。
なにか上手くいっているときって必ずどこかで調整がくるものなので、そういうときの為にあらゆる準備を余念なくやっていこうと心に決める物語でした。
是非、お聴きください。よろしくお願いします!
佐藤さん(冬木真白 役)

いつも聴いてくださってありがとうございます。
個人的なことを申しますと、配信(DIG-ROCK CHANNEL)もご覧いただきましてありがとうございます(笑)。
色々な展開をさせていただけるのも、本編を楽しんでくださる皆様のおかげです。また不意に大声を出したらごめんなさい(笑)。
ガンちゃんの感想を聞くに、まだまだお話は続きそうな気配が御座います。毎度言っている気がしますが、ドラマCDで長く付き合わせていただける作品は貴重で御座いますので、皆様と一緒にいけるところまでいけたらと思っております。
巻数も多くなってきましたが、是非周りの方にも勧めていただけたら有難く存じますので、今後ともよろしくお願いいたします!
花江さん(墨染妃志 役)

いつも聴いて頂きありがとうございます!
これだけ長く続けられるというのは素晴らしいことですし、その分皆さんの応援のおかげでここまで来れていると思います。1つのキャラクターを長く演じられるのは、役者としてもすごく嬉しいことだなと思いますし、これからも作品を一緒に盛り上げていきたいなと今日の収録で改めて感じました!
あと「DIG-ROCK」の収録で眼鏡を忘れてしまうときがあるんですが、今日はしてきたので!音声にも眼鏡感が伝わって、より説得力が増していたら嬉しいです(笑)。
駒田さん(巌原獅紀 役)

今回の物語はインクロとルビレで別に進んできたものが、共通のトラックも含めてお互いに絡み合うストーリー展開になっており、演じている側もすごく楽しいなと感じています。
それぞれの人間性や関係性が深まってドラマとしても盛り上がってきますし、皆さんの応援しているバンドメンバーたちがどんな成長を遂げていくのか……より細かく描かれている部分を楽しみにして頂きつつ、今後の展開に向けて皆様の声がしっかりと届くのが「DIG-ROCK」なのかなと思っています。
引き続き、たくさん応援していただけたら幸いです。よろしくお願いいたします!

Vol3

cast comment

BOLT/Impish Crow×AKANE

Q1

今回の楽曲を聴いた時、
歌詞を読んだ時の印象についてお聞かせください。


内田さん(野中 つぐみ 役)

今回はインクロとルビレのコラボということもあって、かなり攻めている楽曲だなぁと思いました。収録順の兼ね合いで古川さんの歌が先に入っていたので、若干ルビレの雰囲気にもっていかれそうになったんですが……!(笑)全体的なテイストはインクロの要素がしっかり感じられつつ、いつも以上に挑発的なニュアンスもある気がしましたね。
あと、ツインボーカルならではかもしれませんが、二人で歌うパワー感はすごく出たかなと感じながらの収録でした!
古川さん(日暮 茜 役)

インクロ、ルビレ、ハウロは楽曲やバンドの方向性にそれぞれのテーマがあると思うのですが、今回の楽曲はアカネが歌っても違和感がないような歌詞の流れになっているのが非常に印象的でした。
トキが作詞のときにアカネの諸々を汲んだ……等もあるかもしれませんが、合わさったことでより良いフュージョン具合が見られて良かったなと思いましたし、今回もすごく良い曲を歌わせて頂いているので、僕自身もよりパワーを込めたくなりましたね。

Q2

実際に歌ってみていかがでしたか?
歌う際に意識されたことや聴きどころ等をお聞かせください。

内田さん(野中 つぐみ 役)

楽曲に合わせて古川さんが攻めのアプローチをしてくれていたので、僕はツグミとしてより「勢い」を増していったほうがマッチングしそうだなと思って全体的に意識してみました。
パワーは二人になったことで倍増していますが「アカネに負けないぞ!」という気持ちでしたし、歌っていてとても楽しかったです。
古川さん(日暮 茜 役)

定期的にアカネとして歌わせていただいていますが、今回の楽曲のテイストはルビレとは違った走り方になっていますし、メロディーにアカネとして歌を乗せるときもすごく新鮮な気持ちになりました。
構成がシンプルな分、ハモのラインで複雑さや多層を魅せていく楽曲だったので、シンプルだからこそ奥行があって聴きごたえのあるものになっているのではないかと思います。
また、ルビレは地を這う荒々しいような歌い方をすることが多いので、音の跳ね具合やインクロの雰囲気を楽しみながら歌わせてもらいました。

FLAME/RUBIA Leopard×TSUGUMI

Q1

今回の楽曲を聴いた時、
歌詞を読んだ時の印象についてお聞かせください。


内田さん(野中 つぐみ 役)

大分インクロとは方向性が違って、地鳴りのような……パワーで突き抜けていくというよりも魂を震わせるような印象を受けました。
初めて聴いたときも「これは大変だな!」と思いましたし、実際に歌ってみてもとても大変でした(笑)。
古川さん(日暮 茜 役)

非常にテクニカルかつ、重たい音が追いかけて来るようなルビレらしいテイストの楽曲だと感じました。
歌詞のギラつき加減もこれまで以上に闘争感がある気がしますし、ツグミと共にこれを歌うという意味で見返すと色々なメッセージ性が垣間見えるようにも思えます。大変カッコ良いロックでした。

Q2

実際に歌ってみていかがでしたか?
歌う際に意識されたことや聴きどころ等をお聞かせください。

内田さん(野中 つぐみ 役)

繰り返しになってしまいますが、大変でした!(笑)
楽曲自体のキーが少し低かったんですが、音で遊ばずにどっしりと歌っていくというのは今まで無かった気がしますね。
いつものインクロらしさは「そのキーだからこそできる表現」でもあるので、今回はツグミらしさを出すためにもいつものような色付けをしすぎないほうがいいかもしれないと思ったので、そのあたりは全体を通して意識しました。
イメージとしては、ツグミとして「楽曲の中に」入っていく感じですかね。ツグミも参加していますが、ルビレらしい雰囲気がある形に出来たかなと思ってます。
古川さん(日暮 茜 役)

ボーカルが折り重なりながら進んでゆく楽曲なので、単純に覚えるのが大変でした。あとは英語パートも大変でした(笑)。
楽曲自体が重たくパワーがあるので、アカネとしては歌自体にも力強さを求められたように感じられます。
また、楽器の“静”と“動”のギャップが大きい箇所も多かったので、そのあたりでニュアンスの変化が付けられたらいいなぁと思いながら収録しました。上手く出来ていれば幸いです。