■雷電(アーケード:1990年)
A.D.2090
人類は外宇宙生命体による侵略の脅威にさらされていた。
激しい戦いの中、人類は敵戦闘機の技術をベースに開発した超航空戦闘機「雷電」の実戦投入に一縷の望みをかける。
しかし極限の高性能を追及したが故に操縦可能なパイロットは2名のみ。
今人類の命運は二人のエースに託された。

現在も続くシリーズの第1弾。
あくまで正統派としての作りにこだわった縦スクロールシューティング。
ボタンはショットとボムのみというシンプルな作りゆえにシューティングの本質である
「打つ」「避ける」「破壊する」という部分が際立った傑作。

■「雷電II」(アーケード:1993年)
前作から3年後の世界。
つかの間の平和は更に戦力を増した外宇宙生命体による侵略によって打ち破られた。
戦火が拡大していく中、新兵器「プラズマレーザー」「拡散ボンバー」を搭載した
超高空戦闘爆撃機「雷電II」が今出撃する。

雷電シリーズ中屈指の難易度を誇るシリーズ第2弾。
他の装備と比較して威力は弱いものの美しい紫の曲線を描きながら敵を補足する「プラズマレーザー」や緻密なグラフィック等、
ゲーム面のみならずビジュアル面で大きな進化を遂げた作品。

■「雷電DX」(アーケード:1994年)
「雷電II」のゲームバランスを調整し、ゲーム開始時に難易度を「練習」「初級」「上級」から選択可能としたことで
当時極端な難易度の上昇によりプレイヤーの間口を自ら狭めていたシューティングゲームというジャンルに一石を投じた広げた作品。

■「雷電DX PS版 NEW RELEASE」(PS:1997年)
「雷電DX」の家庭用移植作品。
アーケード版の忠実な移植に加えて、新たに収録された楽曲の存在等今でも良移植作品として語り継がれる評価の高い作品。
■「雷電III」(アーケード:2005年、PS2:2005年)
雷電は10年以上の時を経てアーケードに帰還した。
自機の初期装備の強化やボンバーの使い勝手のよさが増しているなどより分かりやすく、爽快感のある作りになっている。

更に敵の出現後、素早く倒す事により、敵機の素点に最大で2倍の倍率が掛かる
「フラッシュショットシステム」の採用により熱い稼ぎが楽しめることも特徴。

■「雷電IV」(アーケード:2007年、Xbox360:2008年)
撃つ避ける以上、快感。

雷電シリーズ第5作目。
「雷電III」の直接の続編となる本作はIIIで登場した新要素などはそのまま引き継ぎつつ
徹底的なロケテストとこだわりによって極めて完成度の高いゲームバランスを達成した傑作。

雷電伝説は終わらない・・・

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