キャストインタビュー


中澤まさともさん(千歳知夏役)

高井周平さん(花崎春人役)

望月 英さん(物部真冬役)

小野田銀四郎さん(金森一秋役)

黒田崇矢さん(ボス役)

古川 慎さん(泉役)

Q1:まずは、収録後のご感想をお願い致します。

中澤まさともさん(千歳知夏役/以下、中澤):最初にドラマCDのお話を頂いた時点で、僕(知夏)は一人だし、他のキャラクターたちそれぞれのルートに行かなければという部分があったのでどういう風に甘くするのかな、ドタバタギャグ系かなと思いました。頂いた台本を読んでみたら、いきなりパラレルワールド!なんて便利な世界なんだ、と!(笑)
それも受け止めた上で始めたので、僕自身は春人、真冬、一秋と甘いデートが出来たのは凄く楽しかったです。

小野田銀四郎さん(金森一秋役/以下、小野田):こういったメインのキャラクターをやらせて頂く経験が少なかった為、凄く緊張していたのですが、実際現場に入って皆さんにも和気あいあいと接して頂き、とても楽しくお芝居をする事が出来たので今凄くホッとしています。もっとガッチガチになってしまうのでは…、と自分で気負っていた部分もあるんですけど(笑)。ゲームの中で真冬や春人に接する事はあるのですが、上司部下の関係で接する事がほとんどだったので、同じ知夏の恋人という立ち位置で接するというのは凄く新鮮に感じました。ゲームの収録の時とはまた違った「SecondSecret」の世界観を感じる事が出来たので楽しかったです。

高井周平さん(花崎春人役/以下、高井):男性ばかりの現場経験があまり無かったので、まずマイクが高い!(笑) 常に上向きなんですけど、観覧車のシーンでは僕はマイクを見上げているのに、芝居は見下ろす形だったので難しかったなと…。
ゲームの収録の時は一人な事もあって緊張していたのですが、今回の現場は初めてお会いする方もいらっしゃったのでその中で新しい緊張もありました。ただ、収録の合間にある休憩で皆さん凄くぶっ飛んでいた事もあり、心が緊張から解き放たれました。皆さんに助けられたと思います(笑)。

中澤:ちなみに、周平くんの身長は黒田さんにとって理想の女性の身長だそうで…。
小野田:体格的にはベストカップル。

望月 英さん(物部真冬役/以下、望月):まず、真冬はゲームで恋人役として甘々なセリフを言ってきたと思うんですけど、真冬以外の春人と一秋がパラレルワールドの知夏とラブラブな状況を初めて目の当たりにしたので「なるほどね、俺の知夏は別の世界でこんな甘々な生活を送っているんだなぁ」と(笑)。興味深くもあり、心がザワつく気持ちがありました。そんな中楽しく収録させて頂きましたし、今回ドラマCDという事でゲームの時は一人での収録だったのが、初めて皆さんとリアルタイムで掛け合いをさせて頂いて、初めてだったのに初めてでは無い位相手の出方がなんとなく分かったんですね。そういうところが収録させて頂いて凄くやりやすかったなと思いました。

黒田崇矢さん(ボス役/以下、黒田):BLで誰も攻める事が出来なかったのが寂しかったですね(笑)。長年攻めを専門としてやってきたので、絡みがなかったのがとても寂しい…。だけど、今回のこの役はいいですね。どのくらい遊んだらいいのかという具合は探り探りでしたが、あの絵で私にオファーが来たというのは非常に嬉しかったです。演じ甲斐のある役でしたし、ここ5年くらいの間で一番キャラ絵が好きだったので真剣にやりました(笑)。

古川 慎さん(泉役/以下、古川):今回のドラマCDで初めて声がつく泉を演じさせていただくということで、最初の方はどうしたらいいか色々と考えていたのですが、合間の休憩時間の皆さまのトークが面白くてすっかり和んでしまい、とても心地の良い空間だなと思いました。今とてもホッとしています(笑)。ちょっとSっ気があるところや、ボスとの昔からの関係性、過去にちょっとヤンチャしていたというエピソードもあるので、今後泉のそういった面に触れたり、また皆さんと収録も出来れば嬉しいなと思います。

Q2:本作の聞きどころを教えてください。

中澤:僕としては1枚のCDの中で、三者三様の知夏ちゃんが見えてくると思うので、それぞれに対する知夏ちゃんの態度の違いみたいなものは皆さんに聞いて欲しいかなと思いますね。

小野田:ゲームの時と明らかに違うのが、大勢のキャラクターが同時に喋って登場するという部分だと思うんですけど、それぞれのキャラクター毎に二人きりのシーンもある中で、みんなでわちゃわちゃしているシーンというのはドラマCDならではなのかなと。泉さんとボスがいるあの空間は、ゲームを遊んでいるだけでは楽しめない、ドラマCDを聞いてこそ感じられる雰囲気だと思うので、そういった部分を楽しんで頂けたらなと思います。

高井:それぞれのキャラクターのゲーム中では見られなかった部分や絡みが見えたりというところが聞きどころかなと思います。より一層ゲームを楽しんでもらえればと思っているので、このドラマCDを聞いたあともう一回プレイしてもらえたら嬉しいです。今ゲーム中では泉さんとボスの声はついていないですが、このCDを聞くことによって脳内で声が再生されるでしょうか(笑)。

中澤:やっぱり泉さんとボスに声がついたのが大きいですね…。
高井:そしてボスに攻められる知夏ちゃんが見たい(笑)。
中澤:劇中ではどっちかっていうと咎めてるけどね!

望月:ゲーム中では知夏ちゃんと出会ってから付き合ってすぐのお話までだと思うんですけど、今回はそれから暫く経った後のお話なので、本編のデートシーンを「付き合いたての新鮮なデート」よりも「恋人関係になってちょっと慣れたデート」と意識して演じさせて頂いたので、そういった部分を是非聞いてほしいかなと思います。

黒田:ただ一ヶ所ですね。ラストのボスのセリフです(笑)。舞台と映像と声の仕事を33年やってきましたが、初めて出させて頂いた音域で、今まであの音を使う役には出会った事がありませんでした。このシーンには命を賭けていましたし、是非聞いて頂きたいです(笑)。

古川:個々のドラマやキャラクターそれぞれの魅力があるんですけど、僕はやっぱり黒田さんのボスかなと…(笑)。あのペンギンが黒田さんの声で喋るんですよ!本編でも黒田さんが凄く面白く演じられていて、収録中に何度笑いそうになったことか…!是非ボスを堪能して下さい!

Q3:今回、作中にて知夏とそれぞれのキャラクターとのデートシーンがありますが、ご自身の中で理想のデートプランは御座いますか?

中澤:プランだと最初から最後まで考えるのが難しい部分もあるんですけど、ひとまず行きたいなぁと思うのはプラネタリウムですね。なんだったらそのままプラネタリウムで寝てしまいたいですし、寝ているところを眺めていても良いし。そういったゆったりした空間を共有出来たらなと思いますね。

小野田:僕は最近旅行に行きたいなと思っているので、一緒に旅行に行きたいです。明確に何処とは言わないですが、国外旅行をしたことがないのでヨーロッパの方に行って何国か巡ってみたりするのはいいなぁと思いますね。普段自分の生活している空間とは違った、現地の空気感を感じられるような場所を共有出来るのは楽しそうだなと思います。自分も海外へ行くのは初めてなので、相手も初めてでも良いですし、逆に導いてもらうのも良いですね。

高井:僕は季節に沿った場所に行きたいです。春はお花見、夏は花火大会、冬はスキーに行ったり。長く二人でいる中で一年間一緒にいるんだよ、って感じられるように…。一回一回のデートというよりは、一年通して思い出を作っていきたいです。

望月:……!(ハッとする)
中澤:英ちゃん、何ときめいてるの(笑)。
小野田:今映像じゃないと伝わらないリアクションをしていたね。掌を口に当ててハッ!て。
トゥンクってやつ。
望月:ときめいちゃった (笑)。

望月:作品に沿った話をさせて頂きますと、真冬はドライブデートをしているんですけど、僕はそんなスマートな事絶対出来ないなと思って(笑)。ただ、今回の本編では一秋のデートプランが凄く良いなと思いましたね。水族館自体は僕も一人で行って日がな一日くらげとかちんあなごを眺めているんですけど、一秋のデートは水族館付きのホテル!何処そこ!行ってみたいなと(笑)。こういうデートって素敵だなと思いました。理想のデートプランですね。

小野田:僕の事であり、僕の事じゃないんですけど凄く嬉しい(笑)。
望月:じゃあ一緒にデートするか。
中澤:いってらっしゃーい。
小野田:凄いドライに見送られた…(笑)。

黒田:ドライブですね。場所を決めないで行って、海沿いだったら漁港とかの近くにあるコンロで取れたてのあわびを焼いて食べたり、行先を決めないデートが好きですね。私はいつもそうしてます(笑)。

古川:僕は理想のデートプランがいくつかあるんですけど、一番やってみたいのは食べ歩きですね。綺麗なデートじゃなくていいんです。気兼ねなく熱々のたこ焼きを二人で食べたり、肉フェスに行って一緒に肉を食らいつくすだけとか(笑)。

Q4:今回のドラマCDからボイス付きで泉さんが登場しますが、泉さんに作ってほしい料理がありましたら教えてください。

中澤:ピカタ!ざっくり言いますと豚肉に小麦粉・卵をつけて焼くやつですね。小さい頃から大好きで、実家で作っていたものとお店で作ったものとでも味の差が結構あると思うので、泉さんが作るとどうなるのかなと思って…。

小野田:先日自宅でカレーを作ったんですが、分量を間違えてスープカレーどころかカレー味のスープ状態になってしまいまして…。凄くショックなので是非美味しいカレーを作って頂いて心の傷を癒して欲しいです(笑)。

高井:親に怒られるので家で鍋を使ってホットミルクを作る事が出来なくて、一人暮らしをしたら絶対やろうと考えてたんですけど…。上京したての頃に作ったホットミルクを甘くしたくて、砂糖を買ってきたらどれだけ入れてもしょっぱくて、間違っているのかと思ったら結局僕が入れていたのが某化学調味料だったんです(笑)。なので、その化学調味料を使って、凄く美味しい料理を作って欲しいです!あとホットミルクも(笑)。

望月:普段ゲーム中ではおしゃれな料理を作っているイメージがあるので、逆に家庭的な料理を作ってもらいたいですね。サバの味噌煮とか(笑)。一人暮らしをしていて一番思うのが、魚料理を作らないんです。泉さんに作ってもらうサバの味噌煮、絶対美味しいだろうなぁと思います。

黒田:サンドウィッチですね。さっぱりしたものも好きなので、そばと迷ったんですけど。パンに対して具が少なめだとイライラするので、多めだと嬉しいです(笑)。

古川:僕はパンですね!生地を練るところからやって頂いて、美味しいフランスパンとかにしてもらったものを焼きたてで食べたいです。

Q5:最後に、ファンへのメッセージをお願いします。

中澤:ゲームからドラマCDになって、泉さんとボスにも声がついて、皆さん集合して本当に楽しく収録が出来ました!今回だけになるのかどうかはまだわからないですが、皆さんには是非聞いて楽しんでもらえたらなと思います。宜しくお願いします!

小野田:2015年末からアプリが配信されて、5月にはイベントをやって、満を持してドラマCDが出て…と、「SecondSecret」の世界がどんどん広がっていくなと凄く嬉しく思います。泉さんとボスに声がつく事によって皆さんのイマジネーションも広がると思うので、これからももっと「SecondSecret」の世界を楽しんで頂いて、応援して頂けたらいいなと思います。宜しくお願いします!

高井:ドラマCDを聞いた事でよりゲームを楽しんで頂ければと思いますし、今回ついた泉さんとボスの声も堪能してほしいなと思います。是非一回と言わず何回も聞いて頂ければ嬉しいです。

望月:今回のドラマCDで皆さん揃って収録させて頂くことによってリアルな息遣いとテンポで演じる事が出来たので、その場にいるリアルな掛け合いを楽しんで頂けたらと思います。

黒田:ゲームを遊んでた方たちの中には、高めの声のイメージを待っていて、「これはボスじゃない!」と思う方もいるかと思いますが、とにかく受け入れろという事で(笑)。俺がボスなんでよろしく!

古川:本当に楽しい収録でしたし、個性的なキャラクターたちが物語を作っているんだなと感じました。ドラマCDを聞いてくださった皆さんにも、是非ゲームをプレイしていろんなエピソードを楽しんで頂きたいですし、今後、ゲームのほうでも泉の声として皆さんと絡む機会があると嬉しいなと思っております。これからも「SecondSecret」を宜しくお願い致します!

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