Cast Comment
日向野 駿役
石川界人 様
Q1. 本日はありがとうございました!
収録を終えてのご感想をお願いいたします。
case.3は駿にスポットが当たっていたこともあり、冒頭のモノローグや途中の情景描写のセリフ量も多く、頑張りました!
見開き3ページずっと駿のセリフだけというシーンもあって、演じていて「この作品はシチュエーションCDだったっけ?」と、思ってしまったくらいです(笑)。
もちろんすべて必要なセリフで、彼のキャラクター性を皆さんに伝える重要な言葉ばかりでしたので、大切に演じさせていただきました。
Q2. 今回のストーリーの聞きどころをひとつお聞かせください。
case.2から継続して続いている駿と隼人の喧嘩の顛末も魅力ではありますが、個人的には駿の抱えているものがわかり、それについて周りがどう思うか表現されている場面が聞き所になるのではないかと思っています。
Q3. 今回のシリーズでは2回目のご出演となりますが、前回と比べてご自身のキャラクターに変化を感じられた点があれば教えてください。
僕自身が駿のキャラクター性に関して「彼はこういう人だ」と意識している訳ではなく、台本自体に彼の真に迫っているセリフやモノローグが多くあるので、それを素直に表現する形で演じさせていただきました。
「こういうセリフがあるから、彼はこう変わった。だからこう演じよう」と意識して変化させてしまうと、ハンサムロンダリングという作品の日向野 駿というキャラクター像とは違う気がしています。
人として駿が抱える何かを伝えることが芝居をするうえで大事にしたいと思っているので、あまり考えすぎず挑みました。
Q4. 作中では、幼少期の思い出にまつわる品についての依頼がありましたが、ご自身が子どもの頃から大切にされているモノ(コト)があれば教えてください。
日々、物を忘れながら生きているので難しい質問ですね(笑)。
実家に住んでいた時の物はもうないですし、卒業アルバムですらなくなっています。
実態のないことでさえも、日々、朝起きたら昨日から今日の自分へ、今日から明日の自分へと生まれ変わると思っているので(笑)。
強いて言うなら、祖父と昔飼っていた犬の写真は残っています。
Q5. 最後に、CDの発売を楽しみにされているファンの皆様へメッセージをお願いいたします。
ハンサムロンダリングcase.3ということで、今回は僕が演じる駿にスポットライトがあたることとなりました。本当にありがたい限りです。
case.3は駿自身が抱えているものや、それに対して周りがどう思っていくのか、駿がどう向き合っていくのかという点が濃く描かれています。
今回の依頼での出来事や、これまで抱えてきたものがあったからこそ、駿が他人に対して、この先どうあれるのか僕自身楽しみにしていますし、皆さんも期待していただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!
海瀬隼人役
鈴木崚汰 様
Q1. 本日はありがとうございました!
収録を終えてのご感想をお願いいたします。
まず、新しい作品に参加させていただけて本当に嬉しいです!
今シリーズでは僕はcase.2、case.3と2作出演させていただきました。やはりこういう登場人物の多い群像劇は、キャラクターそれぞれにどうやってスポットを当てていくか難しい面があると思います。ともすると浅くなりがちな人物像ですが、ハンサムロンダリングの場合、一人ひとり丁寧に焦点を当てて深く掘り下げていっている、ということが台本を読んでいてもすごく伝わってきました。
演じている側としてもありがたいですし、隼人をはじめ登場人物たちへの理解をより深めることが出来たと感じたcase.3でしたね。
Q2. 今回のストーリーの聞きどころをひとつお聞かせください。
前回のcase.2で、過去、茅に起こった事件の全容が明らかになったこともあり、case.3では駿と隼人はぎくしゃくした雰囲気から物語が始まります。従兄弟同士で小さい頃からお互いを知っている関係ではあるけれど、だからこそ打ち明けられなかった出来事に対して、お互いが向き合って、気持ちをちゃんと伝えているシーンは印象的です。
今回は駿の重い悩みを受け止めて、自分の言葉でかみ砕いて励まし、説得してあげられる……そういった隼人の大人な部分が垣間見えたところが良かったと思いました。
Q3. 今回のシリーズでは2回目のご出演となりますが、前回と比べてご自身のキャラクターに変化を感じられた点があれば教えてください。
case.2では絶叫したりギャグ的なシーンがあったりしましたが、今回はいたって真面目でお兄ちゃんな隼人の姿を見ることができるのではないでしょうか。
槙尾とのゲームセンターのシーンや駿とのやり取りなどをみると、やはりL&Lのメンバーの中では、一つ大人な部分を持ち合わせているキャラクターなんだなと思います。
今回、槙尾や全といった実年齢的にも精神年齢的にも隼人より年下な子たちとの物語だったこともあって、面倒見の良いお兄ちゃんな立場の隼人のマインドをもって演じさせていただきました。
Q4. 作中では、幼少期の思い出にまつわる品についての依頼がありましたが、ご自身が子どもの頃から大切にされているモノ(コト)があれば教えてください。
もので言うと、すぐ新しく買ったり、汚したり壊したりしてしまうタイプなので、昔からずっと大切にしているものは少ないんです(笑)。
ことで挙げるとすると、幼いころに祖母や母から教えてもらった『ごはんは米一粒も残さない』とか、食事マナーや礼儀については今でも意識して守るようにしていますね。
『いただきます』とか『ごちそうさま』とか、言うことが当たり前に思ってはいても、大人になると意外と言わずに済ましてしまうシーンもありますよね。特に一人暮らしの場合は忘れがちになると思うのですが、それでも毎日欠かさずに言っているので、これはもう沁みついた習慣だと思います。
ただ、『姿勢よくご飯を食べなさい』と言われてはいたものの、それだけは守れなくて、気づいたら大分猫背になってしまいました(笑)。
Q5. 最後に、CDの発売を楽しみにされているファンの皆様へメッセージをお願いいたします。
ハンサムロンダリングはまだまだ終わる気がしないと言いますか、これからもっと物語を広げていける余白がたくさん散りばめられている作品です!
case.1、2、3と聞いていただくと、キャラクターについても作品についてもますます知っていきたくなる展開になっていますので、ぜひ引き続き応援していただけたらなと思っております。
花丘 槙尾役
山下誠一郎 様
Q1. 本日はありがとうございました!
収録を終えてのご感想をお願いいたします。
case.1の初登場時は、槙尾はどちらかというと後ろ向きで思い悩んでいるところからのスタートでしたが、2回目の登場となるcase.3で槙尾というキャラクターを理解できてきた感覚があります。
すっかりL&Lの皆と馴染んでいましたし、キャラクター同士のやり取りもほほえましく感じました。掛け合いを演じていてもとても楽しかったです。
馴染んできたとはいえ、case.3ではまだ槙尾が知らないことを全に教えてもらうシーンも多く描かれていたので、今後、槙尾がどんな成長をしていくのか楽しみですね。
ストーリーは相変わらず心地良い謎感と人間ドラマがあり、ラストも続きが気になる引きになっています。
僕自身とても楽しく演じさせていただきましたが、皆様にも満足していただける展開になっていると思います!
Q2. 今回のストーリーの聞きどころをひとつお聞かせください。
case.1とcase.2ではキャラクター紹介的な側面が強い内容になっていたと思いますが、そのうえで、case.3はまだ聞くことが出来ていなかったキャラクター同士の絡みが見られる点が魅力ですね。
槙尾については小説家であるという部分が、良い意味で他の誰にもない魅力でもあり、強みでもあります。
普段から小説家として考え、推理し、紐づける彼の力が、このL&Lの仕事にも活かされ、メンバーたちに馴染んできているところが良いなぁと思いました。
そういう槙尾のひらめきは侮れないので、そこも気にして聞いていただけると嬉しいです。
Q3. 今回のシリーズでは2回目のご出演となりますが、前回と比べてご自身のキャラクターに変化を感じられた点があれば教えてください。
槙尾はコミュニケーション能力が高く、アクティブな子です。その性格が環境によって押し込められていたところがcase.1の物語でした。
その状況に彼自身が向き合い、自分で考えて成長したからこそ、前を向くことが出来ているのではないでしょうか。そしてL&Lの皆に出会ったことで色んな価値観や生き方を知り、本来の明るい性格と相まって今の槙尾になったんじゃないかなと感じました。
ただ小説を書くだけ、琉佳と会うだけを目的としていた視野の狭い状況から、多面的なものの見方や凸凹コンビなど、様々な人たちで成り立っているコミュニティーに加わることで、彼も人として大きく成長することが出来ていると思っています。
Q4. 作中では、幼少期の思い出にまつわる品についての依頼がありましたが、ご自身が子どもの頃から大切にされているモノ(コト)があれば教えてください。
昨年末実家に帰った時、ぬいぐるみなど子どものころに使っていたものが置いてあって、すごく懐かしい気持ちになりましたね。
それこそ、僕が実家を出るまで使っていたコップが、まだ家族に現役で使われているのを見ると、消耗品ではありますが、長年コップとして形を保っていてすごいなと感じました。
僕は物に想いが宿るといったことを信じるタイプなので、case.3で依頼された幼少期の思い出にまつわる品についても共感できました。どんなに時が経っても大切にされているって、なんだかロマンチックで素敵だなぁと思います。
Q5. 最後に、CDの発売を楽しみにされているファンの皆様へメッセージをお願いいたします。
あっという間にcase.3の発売となりました。
今年の頭にキャストや主題歌、イラストレーターさんなど様々な情報を解禁した生放送をやらせていただきましたが、観覧可能なスタジオだったので、もしかしたら今これを読んでくださっている方の中にも当日あの日、寒い中来てくださった方もいらっしゃるかもしれません。当日は皆さんが喜んだり驚いたりする姿を直接見ることが出来てとても嬉しかったです。
新規コンテンツでありながら、こんなにも事前に注目していただけて、良いスタートダッシュを切らせていただけたと思っています。
一役者として槙尾は本当に素敵な役だと思いますし、ハンサムロンダリングという作品で展開されている謎がどう着地していくのか楽しみですね。
よくよく考えると槙尾はまだ若いですし、これから年月を重ねるにつれて、彼はL&Lで何を見て、感じて、学んで、どういう人生の選択をとっていくのか気になっています。
すっかり槙尾に愛着が湧いているので、この先もどんどん楽しみを続けるために、皆さんと一緒に作品を盛り上げていきたいなと思っております。今がその盛り上げチャンスなのではないか! ということで、ぜひぜひ応援や布教をよろしくお願いいたします。
これからも、どうぞハンサムロンダリングをお楽しみに!
善知鳥 全役
中島ヨシキ 様
Q1. 本日はありがとうございました!
収録を終えてのご感想をお願いいたします。
今回のcase.3で物語の中心になっている駿と隼人というcase.1では全と絡んでいなかったキャラクターとの共演がありました。全は今回も橋渡しに近いポジションにいて、茅についての過去を槙尾に話すシーンでは、全自身の口から新たな情報も出てきます。
ハンサムロンダリングではシリーズの本筋と並行して、巻ごとに依頼や事件が起こりますが、case.3では兄弟喧嘩のような、お互い仲が良いからこそ起こるお話が展開しているので、聴いていてほっこりするところもあるんじゃないでしょうか。
個人的にはcase.1の件があったので、依頼人の小早志先生にも何かあるのではないか……? と心配していました。こんなに優しい雰囲気の先生なのに、まだ見ぬ一面があるのではないか? 茅の主治医に何かあったら全も相当ショックじゃないか? なんて考えてしまいました(笑)。
Q2. 今回のストーリーの聞きどころをひとつお聞かせください。
茅の過去の事件について、全もすべてを知っているわけではありません。でもその中で、色んな人から聞いた話や自分が置かれていた状況で推測しながら、ちょっとした違和感に気づいたり、情報を集めたりしています。
外見が派手な全ですが、物語の中で垣間見える彼の賢さが今回のcase.3の話における全の聴きどころだと思います。……というか、よくよく話を追っていくと登場キャラクターは変わった人ばかりで、もしかしたら一番全がまともかもしれないと思うことがあります(笑)。
それと、駿と隼人が全を媒介に会話をするシーンがあるのですが、素直に間に入って伝達している全が可愛いです!
Q3. 今回のシリーズでは2回目のご出演となりますが、前回と比べてご自身のキャラクターに変化を感じられた点があれば教えてください。
全はどちらかというとあまり最初から変化のない、一貫しているキャラクターだと思います。感情の起伏もあるけれど、キレて怒るようなこともありません。
喧嘩している駿と隼人をなだめるような、意外に冷静な部分が多くて、そこは前回から変わっていない全の良い部分だなと思います。
全はマメだし、こういうギャップに女の子はコロッといっちゃうのかもしれませんね(笑)。
Q4. 作中では、幼少期の思い出にまつわる品についての依頼がありましたが、ご自身が子どもの頃から大切にされているモノ(コト)があれば教えてください。
物自体には思い出が残らないと思っているので、僕自身はどんどん断捨離が出来てしまうタイプです。「これ、あの時のものだな~」って思いながら捨てています。ドライなんでしょうね(笑)。収容スペースには限りがありますし、物を見ないと思い出さない程度なら処分しようと判断しちゃうんです。
実は写真もあまり撮らないのですが、思い出としても、仕事的な側面としても、これからは写真を撮ってSNSに残していきたいなと思っています。
もうすぐ30歳になるのを機に、今年の目標を30個書き出そうとチャレンジしていて、写真はその一つです。
収録している今は3月ですが、まだ目標が26個しか書けてないんです! あと4つひねり出さないといけないのが悩みですね!
Q5. 最後に、CDの発売を楽しみにされているファンの皆様へメッセージをお願いいたします。
case.1、case.2を聴いていただいた皆様にはわかると思うのですが、お話自体は進んでいるけれど、まだ解決しきっていない部分も多くあります。
今回のcase.3も絶妙な引きで終わっているので、ここまでお付き合いいただいた皆様には起承転結の結にあたるcase.4にも期待していただきつつ、今回のcase.3で展開するお話も楽しんでいただければ嬉しいです。
case.3で焦点になっているのは、仲の良い従兄弟という絶妙な距離感の駿と隼人が、お互いを信頼し、好きだったからこそ起こってしまった喧嘩や出来事についてです。
ぜひ楽しんで聴いていただきつつ、case.4も楽しみにしていてください!
Guest
Comment
小早志静雅役
豊永利行 様
Q1. 本日はありがとうございました!
収録を終えてのご感想をお願いいたします。
このcase.3では僕の収録が最後だったので、事前に収録されている他のキャストの皆さんの音声から、L&Lのキャラクター達の雰囲気を把握させていただけました。お芝居の質感を確認して収録に臨むことが出来たので、非常にイメージしやすかったです。
Q2. 演じられたキャラクターはどんな人物でしょうか。
性格や行動、魅力についてお聞かせください。
事前の資料で小早志さんはお医者さんで、メインキャラクター達と比較すると年齢も高めの方だと思っていましたが、色んな経験をしてきたからこそ生まれる落ち着きを持っていて大人の魅力があると思いました。
また、そういった魅力による求心力や優しく包み込むような暖かさも持っている人です。
一方、役者としての感想としては、僕もこういった大人の役をやるようになったのかと、自分の年齢も踏まえてしみじみしてしまいます(笑)。
僕もどちらかというと5年前まではL&Lのメンバーのような若い子を演じることが多かったかと思うので、ついにこういった年齢感のお芝居をさせていただけるようになったか……! と。
そういう意味でも小早志静雅さんは僕にとって、印象的なキャラクターですね。
Q3. 作中では、幼少期の思い出にまつわる品についての依頼がありましたが、ご自身が子どもの頃から大切にされているモノ(コト)があれば教えてください。
中学生の時にバンドを組んでいてドラムをやっていたのですが、いつかまたやるかもしれないなという思いもあり、当時初めて買ったドラムスティックがまだ家にあります。
何本かバンド練習中に折ったりはしていましたが(笑)。そのスティックは、かなり色あせてきて、スティックにつけているグリップもボロボロなんですが、いまだに残っています。
僕は結構断捨離してしまうタイプですが、その中で唯一残っているものかもしれません。
Q4. 本作では、表のランドリーカフェと裏の依頼業が登場しますが、声優以外でやってみたい仕事やチャレンジしたいことがございましたらお聞かせください。
役者でありながらアーティストとしても活動させていただいているので、もう既に二足の草鞋を履いている感じもしますが(笑)。
音楽以外だとゲームクリエイターもやってみたいです。子どもの頃からゲームや音楽制作をすることが好きで、よく作っていた経験があるので興味がありますね!
当時はオリジナルのゲームが作れる、というものがあって、それを使って作っていました。シナリオを書いたり、RPGを作ったりして、友達にプレイしてもらっていたんです。まだネットが発展していない時代で、ネットで広く公開する……というようなことはしていませんでしたが、今ならたくさん手段がありますよね。
ゲーム作りには一度参加してみたいと思いつつ、声優としてゲーム関係のお仕事に携わらせていただいていると、裏のスタッフさんって大変そうだなと毎回感じています。そスタッフの皆さんへの尊敬の気持ちも込めて、チャレンジしてみたいですね。
Q5. 最後に、CDの発売を楽しみにされているファンの皆様へメッセージをお願いいたします。
ハンサムロンダリングでは、巻ごとに異なるゲストキャラクターが物語の鍵を握る依頼人として登場します。そんな作品のcase.3でこの度、ゲストとして参加させていただきました。本当にありがとうございます!
作中で、僕が演じる小早志さんに娘が生まれる話がありましたが、僕も彼と境遇が近しいので、演じていて彼の心情を非常によく感じ取ることが出来ました。
物語ではcase.3に登場するL&Lのみんなが躍進してくれる様子や、他にも小早志さんとも関わりあるキャラクター達の関係性が描かれます。主治医として接している茅や、そして他の子も……というところなので、case.4に向けてどう繋がっていくのかお楽しみいただけたらと思います。
また、その楽しみのひと筋になれて嬉しいです。よろしくお願いいたします!