»不死者ふししゃ
不死の肉体を持つ存在。
主食は『人間もしくは不死人』の血液。

»不死人ふしびと
ほとんどの人間が王から吸血を受ける際、
体液に宿る妖力に耐えきれず絶命するが稀に順応する人間がいる。
その人間が永遠の不死の身体を得た不死人となる。
温かい肉体や記憶、感情の欠落により人格にも変化が及ぶ。

»半不死者はんふししゃ
不死の一族には純粋な不死者しか存在しないため、夏木と春木は希少な存在である。
身ごもっていた女性が王から吸血を受け、その妖力を胎児が吸収した。
そのときの胎児が夏木と春木である。
母親は妖力の直接の影響を受けずに済んだが死期を早め、双子が幼い頃に他界する。

»悪魔
不死の一族とは異なる存在。
シトリーも悪魔の王の一人であったが、不死者の王に心酔し、現世に留まっている。

»約束の日
夏木と春木が幼馴染みの少女を攫うと決めた日。

»両親の再婚
少女が13歳、名瀬一也が17歳のときに両親が再婚して義兄妹となった。
一也の実母が少女を庇って事故で他界するまでは家族4人で生活していた。
現在、父親は海外赴任で、一也も家を出たため少女はひとりで暮らしている。

»覚醒
遠い祖先の先祖返りとして不死者の血が覚醒した染谷 泉。
年の離れた弟がいるが両親や祖父と同じく普通の人間である。