私は目を覚ます。
謎に満ちたその場所で……


外界から遮断されたその孤独な城は
霧がかった湖の中央に存在した。
城を管理するのは機械仕掛けの玩具たち。
そして、1匹の黒猫が城内を自由に歩き回っていた。

城に招かれたのは数名の男女。
理不尽な状況に様々な感情を抱え絶望する。
彼らは帰るべき場所を求め謎と対峙した。

城内に鳴り響く鐘の音は禍福の合図。
謎と愛に囚われた脱出劇の幕があがる――