普段、自分が演じることの少ないテンションのキャラクターだったので、三織のテンションに持っていくのが難しいと思いつつも想像を膨らませながら演じさせていただきました。僕もスマホゲームにハマりガチャを回しまくっていた時期があったので、そこの気持ちはすごく理解ができました。さすがに300回以上回したことはないですが(笑)。「また出なかった……」と悔しがるシーンは、自分的にリアリティを込めて演じられたと思います。
Q2. 最初に台本をお読みになった際、作品についてはどう感じられましたか?
最初に資料を読ませて頂いたときは、財閥同士の争いということで重めのストーリーなのかな?と思っていたのですが、このドラマCDに関しては台本を読んだとき、かなりポップな印象を受けました。一人の女の子を兄弟同士で奪い合うというラブラブしい感じもあり、そこのギャップがすごく面白いなと思いました。
キャラクター自身についても、三織はもちろん、お兄ちゃんたちがわりとボケボケなのが面白いなと感じました。
Q3. 有栖川三兄弟の一番の魅力はどこだと思いますか?
僕は一悦さんが魅力的だなと思います。あまり頭がいい感じではないですが(笑)、財閥の長男に居ながらにして親しみやすさみたいなものがあって。三織はやれやれといった感じで付き合っていますがちゃんと会話をしているし、次男の二巴はそんなお兄ちゃんのことが大好きという(笑)。すごく可愛い兄弟だなと感じましたね。
Q4. 結婚相手として選ぶなら、兄弟3人のうち、誰を選びますか?
二巴さんですかね。まず、財閥の長男というのは社会的に大変そうですよね。財閥を引き継いだ人の奥方になるというのは、トップの妻としてやらなければいけない仕事がたくさんあり、生きづらそうかなと思いました。三男は、家の中での立場があまり強くないイメージなので、なにか問題が起きたときに痛い目を見そうな印象です。
その点次男はトップにならない分、責任をそこまで負わなくていいですし、二番目なので立場もそこそこ強い。そして三男を扱える可能性もあるので(笑)、二巴さんがいいかなと思いました。
Q5. ずばり、『俺様レジデンス』を一言で現すとしたらどんな作品でしょうか。
「ワガママ」!本当にワガママだと思います!三者三様で各々のワガママがありますけど、三織に関してはただの私欲ですからね!(笑)。
Q6. 最後に、これからCDをご購入されるお客様にメッセージをお願いいたします。
前シリーズで西園寺家が出ているということで……。そちらを聴いて頂いて有栖川家を知ってくださった方、ありがとうございます。このドラマCDは個別CDより前に発売するものなので、各キャラクターがどんな性格で、どういう風に主人公に接し、それぞれ何を考えているのかが非常にわかりやすく出ているCDだと思います。僕も演じていても感じたことですが、「ここから先が気になる!」というストーリーになっていると思いますので、是非聴いて頂いて、好きなキャラクターを見つけて頂ければと思います。
聴きどころは、(三兄弟)各々のターンがあるところです(笑)。そちらのシーンでは、三人の異なったドキドキを楽しんで頂けたら嬉しいなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。