読み込み中

◆キャストコメント

柳 役:梶 裕貴


■収録後のご感想をお願い致します。

非常にボリュームのあるシナリオでした。
「和奇伝愛」シリーズの第一巻目・・・「柳」は主人公が初めて出会う男という立ち位置なので、
お聴きになる方々の良い入り口になれればと思い演じさせていただきました。
まだ謎も残る物語ですので、僕も個人的に先の展開が気になっています。

■演じられた柳の魅力についてお聞かせください。

演じていて、とても気持ちのいい男だなと感じました。
さっぱりしていながらも、穏やかで器が大きく、男から見ても憧れるタイプの男性だなと思いました。
術師としては「神足通」という「どこへでも自由自在に飛んでいける能力」を持っているのですが、
その能力を使う中で、主人公との距離も縮まっていくような物語でもありました。

■主人公はキャラクターと出会い、感情を取り戻し成長していきます。
ご自身にとって、心に残る出会いはございますか?

このお仕事をさせていただく中で、全ての出会いが「ご縁だな」と思うようになりました。
これまでお会いした方々すべて、一人でも出会えていなかったとしたら、
良い意味でも悪い意味でも今の自分は無いのだろうなと思うので。
お仕事はもちろん、それ以外でも、全ての出会いに日々感謝だなと思っています。

■お客様へのメッセージをお願い致します。

「柳」という気持ちのいい男を通して、皆様にこのドラマシリーズの面白さが伝わればいいなと思い演じさせていただきました。
「術師」という存在の彼らが、どんな思いを抱きながらこれまで生きてきたのか、
そして彼らと出会い、主人公はどのように変化していくのかが聴きどころだと思います。
同時に、ファンタジーな世界観の作品でありつつも、柳の感情の動きはリアルに、じっくりと丁寧に演じさせていただきましたので、
身近なドラマとしても楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。


赤翅 役:平川大輔


■収録後のご感想をお願い致します。

シチュエーションCDでは主人公(=リスナー)とキャラクターの1対1でお話が進んでいく事が多いのですが、
この作品では他のキャラクター達も生き生きと喋ってくれていて、台本を読ませていただいている時点から、すごく楽しい作品でした。
他のキャラクターが登場する事により作品の世界観がグッと広がり、
彼らの生きている世界が、僕の中でとてもイメージしやすかったです。
収録中は、そういった世界観や空気感が聴いてくださっている方に少しでも伝わるようにと思いながら演じさせて頂きました。

■演じられた赤翅の魅力についてお聞かせください。

「女好き」「いい加減」「だらしない」という三拍子が揃ったキャラクター(笑)で、
いつも周りの女の子達に引っ叩かれたり、煙たがられたりしているのですが、
結局のところ皆から愛されているんだろうなって気がするんです。
なんだかんだ彼が居なくなったら、周りの人達は寂しがるのではないかなあって。
演じてみて、思ったよりもちゃんとしているし、案外大人なのかもしれないなとも感じました。
赤翅がどんな人物なのか、是非CDを聴いて直接お確かめ頂けると嬉しいです。

■主人公はキャラクターと出会い、感情を取り戻し成長していきます。
ご自身にとって、心に残る出会いはございますか?

僕は猫を飼っているのですが、沢山の猫ちゃんが居る中から一目見た瞬間ビビビッと来て「この子だ!」と思ったんです!
なので心に残る出会いというと、うちの猫ちゃん達との出会いだったなと思います。

■お客様へのメッセージをお願い致します。

感情を奪われてしまった少女との物語ということで、「重いお話なのかな?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
赤翅に関しては笑っていただけるシーンも比較的多いのではないかと思います。
物語内では、主人公だけでなくキャラクター自身も成長していきますし、
聞き終わった後、心が温かくなるような作品になっておりますので是非お聞き頂けたらと思います。
赤翅は第二巻ということで、主人公は二つ目の感情を取り戻しましたがこの後も物語は続いていきます。
主人公が全ての感情を取り戻すその瞬間まで聞き届けて頂き、「和奇伝愛」を愛して頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。


雅 役:櫻井孝宏


■収録後のご感想をお願い致します。

雅はわざと人を寄せ付けないような生活をしているのですが、そうなっても仕方ないような、特殊な力を持って生まれて来ていて……。
ところが不意に出会った主人公の悲しみの深さを知り、彼女との関係性を通して、自分自身と向き合っていきます。
徐々に道が開けていく様が丁寧に描かれていて、じっくり聴きごたえのある作品だと思いました。
収録では、雅の元々の人間性が伝わるよう意識してお芝居しました。
一見怖そうな見た目で、特に最初はつっけんどんな態度でいますが、
物語が進むにつれ彼の優しさや純粋さ、「かわいいな」と思ってもらえるような部分が出てきます。
聴いていただいて「雅ってこういう人なんだ」と思ってもらえたら嬉しいですね。

■演じられた雅の魅力についてお聞かせください。

今まで、自分の力(天眼通)を悪い方向に使わなかったことが、物語っています。それは雅が優しい人だからです。
人を遠ざけてしまうのも、思慮深い優しい人間だからこその判断ですしね。
いつかこんな未来が来たらいいなと、彼は心の奥底で希望を持っていましたし、
そんな中で主人公と出会えたので、雅にとって彼女との出会いは大きいターニングポイントになったと思います。

■主人公はキャラクターと出会い、感情を取り戻し成長していきます。
ご自身にとって、心に残る出会いはございますか?

若いころに顔見知り程度だった人が、時間が経って繋がりが深くなったりもするので、
ひとつひとつの出会いすべてが「心に残る出会い」になる可能性があるなって。
「出会い」と聞くと、出会った瞬間に何かが起こらなきゃいけないみたいに聞こえるんですけど、
もしかしたら今出会っている人の中で、将来的に大きな繋がりを持つ人が居るかもしれない……。
そう考えると、ひとつひとつの出会いが自分の人生の伏線になっていると考えることもできるんですよね。

■お客様へのメッセージをお願い致します。

今の世の中は、直接じゃない方法で簡単に(ネットやSNSが盛んになっているので)コミュニケーションが取れてしまうのですが、
そうだからこそあたたかい繋がりを求めている人も居るんじゃないかと思っています。
この作品がそういう人達にとって、ちょっとした光になったら良いですね。
ほっとする時間を求めている人にも聴いてほしいです。
もちろんひとつのドラマとしても、とても聴きごたえのある作品になっています。
シリーズはすでに二巻まで発売されているし、三巻以降も物語は続いていきますので、
和奇伝愛の世界に心ゆくまで浸かっていただけたら嬉しいです。


楽埜 役:柿原徹也


■収録後のご感想をお願い致します。

ボリュームたっぷりな物語でした。
その分楽埜の色々な表情が見られたので、演じている側としても楽しかったです。
楽埜は演じやすいキャラクターでしたし、世界観にもすんなりと入り込めたので、非常に楽しい収録でした。

■演じられた楽埜の魅力についてお聞かせください。

変幻自在に姿を変えられるという力を持っている事はもちろん、性格面でも、子犬のようにコロコロと表情が変わる子でした。
「楽埜」という名前の漢字通り、日々を楽しんで生きているんだろうなと感じましたね。

■主人公はキャラクターと出会い、感情を取り戻し成長していきます。
ご自身にとって、心に残る出会いはございますか?

知人の税理士さんです(笑)
僕は数字が苦手なので、彼にはたくさん助けて頂いています。
なので本当に出会えてよかったなと思っていますね。

■お客様へのメッセージをお願い致します。

僕がこの作品で伝えたい事は、すべて演じて残したつもりです。
楽埜を通して、柿原が何を伝えたかったのか表現したかったのか、聴いていただけたらわかると思いますので、
一回と言わず何回も聴いていただけると嬉しいです。
そして、僕と楽埜をもう一度引き合わせて欲しいなと思います。


白十 役:木村良平


■収録後のご感想をお願い致します。

作中で本人が自分のことを「鏡」だと表現する場面があったのですが、まさにその通りだったなと思います。
白十の言う「鏡」というのは、普通の鏡とはニュアンスが違うものですが……。
彼女のことを映した結果、彼自身が綺麗に影響を受けたと思います。心が大きく動いたと感じる物語でした。

■演じられた白十の魅力についてお聞かせください。

白十はすごく曲者だからなぁ(笑)
それでも聴いていただく方に、白十の事を「愛しい」とか「助けてあげたい」と思って頂けるよう一生懸命演じました。
なので是非、白十を救ってあげてください。

■主人公はキャラクターと出会い、感情を取り戻し成長していきます。
ご自身にとって、心に残る出会いはございますか?

最近の心に残る出会いといえば、良い映画作品に出会えたことですね。
近頃、中々まとまった時間が取れなかったのですが、やっと先日お家で二日間に渡って一本の映画を見ました。
それがすごく面白くて。やっぱり映画が好きだなぁと思いましたね。

■お客様へのメッセージをお願い致します。

「和奇伝愛」は、すべて感情を失ってしまった少女が一歩ずつ自分の感情を取り戻していくという物語全体の流れがあるのですが、
「伍ノ巻 白十」だけでも、ちゃんと一つの物語が成立している作品です。
特殊な能力を持って生まれてきてしまったが故に、決して幸せではない人生を歩むことになった人間の心が深く描かれています。
けれど、これは特殊な能力を持った人間だけが陥る闇では無いなと感じました。
誰にとっても共感できる部分があると思いますし、その闇の部分をほぐしていった先に明るい道が見える作品なので、
聴いていただく方にもどこかひとつ心に残るものがあるんじゃないかなって。
恋物語としては勿論ですが、皆様の心に何かが響くと嬉しいなと思います。是非お聴きください。


巫 役:津田健次郎


■収録後のご感想をお願い致します。

和奇伝愛は第1巻からナレーションで出演させて頂いていたので、ようやく第6巻までやって来たなと感じています。
長いこと携わらせていただいたので……。
最終巻にして、主人公が最後の感情「幸せ」を取り戻したので、良い締めくくりとなったのではないかなと思っています。

■演じられた巫の魅力についてお聞かせください。

全てをわかっている人なんですが、彼自身にも欠落したものがあって。
それをどうこうしようというより、彼は諦めるという道を選んでいるのです。
でも、やっぱりそこにジレンマや葛藤を抱えていたりして……そこに大きな魅力を感じましたね。
強い力を持っているからこそ、冷静で淡々としている部分は勿論、
やはり長く生きているということもあって人間が出来上がっているなと思いました。
なんにせよとにかく優しい人なので、そこが一番素敵な所だと感じますね。

■主人公はキャラクターと出会い、感情を取り戻し成長していきます。
ご自身にとって、心に残る出会いはございますか?

僕らは本当によく人と出会う職業なので、日々が出会いですね(笑)
アニメ、ゲーム、舞台……それぞれの現場ごとにキャストやスタッフも違うので。

■お客様へのメッセージをお願い致します。

「和奇伝愛」は時代物で和物という雅な世界の中、ドラマチックな物を抱えたキャラクター達と、
恋愛要素あり、冒険要素あり、切ないのやら楽しいのやら沢山色々詰まっております。
物語が非常にしっかりしていて、脚本、綺麗な絵、キャラクター性……全部揃っています。
なのでとりあえず、まずは一回聴いてみてください(笑)
そして、最後は巫のところに帰ってきてくれたら嬉しいです。
「和奇伝愛」、どうぞ宜しくお願いします!